ANA VISAとJCB、入会キャンペーンはどっちが得?最大13万マイルを徹底比較
※本記事はプロモーションを含みます。
三井住友のANA VISAカードと、ANA JCBカード。2026年夏、どちらも入会キャンペーンで最大13万マイル級の数字を掲げています。ただ、中身はまるで別物。向いている人がはっきり分かれます。
先に結論を置きます。年間300万円をこのカードに寄せられるなら、もらえる総量が一番大きいのはANA JCBのソラチカゴールド。手間をかけずに「本物のマイル」を確実に取りたいなら、ANA VISAワイドゴールド。この2枚が軸になります。
数字の見え方には注意がいります。VISAの「130,000マイル」は、確実にもらえる分と抽選50名分の足し算で、大きい70,000は抽選。JCBの「136,100マイル相当」は抽選こそないけれど、半分近くがJ-POINT(1ポイント0.6マイル換算の「相当」)です。同じ13万でも、質がまったく違います。
これからANAマイルを貯めたい人に向けて、2つのキャンペーンを利用額・年会費・マイルの質・手間・期限で並べて、どっちを狙うべきか整理しました。
私は今ANAのSFC(スーパーフライヤーズ)会員で、ANA JCBゴールドを持っています。家族4人の旅行をマイルでやりくりする立場から、忖度なしで比べます。
出典は三井住友カード公式・ANA/JCB公式のキャンペーンページ(2026年7月版)。各キャンペーンの詳しい内訳は、個別記事のANA VISAカードのキャンペーン解説とANA JCBカードのキャンペーン解説にまとめています。※本記事は正確を期していますが、最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。
この記事のポイント
- 結論は使う金額で変わる。年300万円を寄せられるならJCBソラチカゴールド、手間なく本物マイルならVISAワイドゴールド
- VISAの「130,000」は、もれなく最大60,000+抽選50名への70,000。大きい数字は抽選で、確実分はカード別(主戦場のワイドゴールドは30,000/一般8,000〜プラチナ60,000)
- JCBの「136,100相当」は300万円利用でほぼ確実。ただし約半分がJ-POINT(0.6相当)で、ソラチカゴールドはメトロ経由0.9で手取りが増える(試算〜161,600相当)
- 利用ノルマはVISAゴールド120万円 vs JCBゴールド300万円。年会費はゴールドならどちらも15,400円で同じ
- VISAは受け取ったらそのままANAマイル。JCBはJ-POINTをメトロ経由で交換する手間がかかる(月2万・数ヶ月)
- JCBは特典1・3の最大53,000マイルが12か月で失効する期間限定マイル(グループ3・ANA公式に明記)。VISA側の特典マイルの有効期限は三井住友公式にしか記載がなく未確認
- 申込はどちらも8月31日まで。達成期限はVISA 9月30日・JCB 11月30日で、JCBが2か月長い
先に結論:使う金額で、選ぶカードが変わる
このタイプの比較は、あなたが1年でどれくらいカードに支払いを寄せられるかで答えが決まります。
- 年300万円を無理なく寄せられる人:ANA JCBのソラチカゴールド。もらえる総量が頭ひとつ抜けます
- 年120万円くらい/手間をかけたくない人:ANA VISAワイドゴールド。本物マイルを確実に、エントリーだけで
- 年会費を抑えて、まず本物マイルで始めたい人:ANA VISA一般・ワイド。65万円から始められます
- SFC(スーパーフライヤーズ)を狙う・継続する人:ANA JCBワイドゴールドで入会してSFCゴールドへ切り替える道がある。VISAはSFC系がキャンペーン対象外
なぜこの結論になるのか。数字を並べていきます。
「130,000」と「136,100相当」は、同じ13万でも中身が別物
見出しの数字は近いのに、性格は正反対です。
| 項目 | ANA VISA(三井住友) | ANA JCB |
|---|---|---|
| 見出しの最大 | 130,000マイル | 136,100マイル相当 |
| 大きい数字の正体 | 抽選50名への70,000 | 300万円利用でほぼ確実(抽選なし) |
| マイルの質 | 全部ANAが直接積算する本物 | 約半分がJ-POINT(1P=0.6マイル相当) |
| 手取りを増やす裏技 | なし(最初から本物) | ソラチカゴールドはメトロ経由で1P=0.9マイル |
| 申込期間 | 2026/7/1〜8/31 | 2026/6/1〜8/31 |
| カード発行期限 | 2026/9/15 | 2026/9/30 |
| 利用・達成期限 | 2026/9/30 | 2026/11/30 |
| マイル付与 | 2027年1月末ごろ | 2027年1〜2月 |
| 参加手続き | Vpassでエントリー必須 | MyJCBアプリで参加登録必須 |
見出しだけ見ると互角。でも読み解くと、狙い方がまるで違います。
VISAは「もれなく確実にもらえる分」と「抽選で当たれば乗る分」の足し算。130,000のうち70,000は抽選50名なので、実質は宝くじです。確実に手に入るのは、各カードの「もれなく最大」まで。
JCBは抽選がありません。300万円を使えば、ほぼ誰でも136,100マイル相当に届きます。その代わり、数字の半分近くはANAマイルそのものではなくJ-POINT。使うにはマイルへの交換がいります。
確実にもらえるマイルで並べると、差がはっきりする
抽選と特別レートをいったん外して、「確実に手元に来るマイル」で比べます。ここが比較のいちばんの肝です。
まず、両方の主戦場になるゴールド(年会費はどちらも15,400円)で並べます。
| 項目 | ANA VISAワイドゴールド | ANA JCBワイドゴールド/ソラチカゴールド |
|---|---|---|
| 確実にもらえる最大 | 30,000マイル(本物) | 136,100マイル相当(ソラチカ実質〜161,600相当) |
| 必要利用額 | 120万円(税込) | 300万円(税込) |
| 抽選の上乗せ | +70,000(50名) | なし |
| マイルの受け取り方 | そのままANAマイル | J-POINTをメトロ経由で交換(月2万・数ヶ月) |
| 期間限定マイル | 未確認(三井住友公式で要確認) | 特典1・3の最大53,000は12か月で失効(グループ3) |
| 年会費 | 15,400円 | 15,400円 |
同じ年会費15,400円のゴールドでも、確実にもらえる総量はJCBのほうがはっきり多いです。VISAワイドゴールドの30,000に対して、JCBは136,100マイル相当。ソラチカゴールドでメトロ経由まで効かせれば、試算で約161,600マイル相当です。
ただし、この差にはちゃんと理由があります。JCBは利用ノルマが300万円で、VISA(120万円)の2.5倍。しかも数字の半分近くはJ-POINTで、メトロ経由の交換に数ヶ月かかります。VISAの30,000は、120万円使えばそのままANAマイルで届く。手軽さと確実性はVISA、総量はJCB。選ぶ基準はここです。
補足を1つ。JCBの「136,100マイル相当」には、300万円を使ったときの通常ポイント分(約32,100マイル相当)が含まれています。VISAの「もれなく」はキャンペーンのボーナスだけの数字なので、単純に並べるとVISAが低く見えます。ただ、通常ポイントを除いたボーナスだけで比べても、300万円を使えるならJCBの上積みは大きい。その代わり、必要な利用額はVISAの2.5倍です。
次に、そこまで使わない人向けに、一般カードで並べます。
| 項目 | ANA VISA一般・ワイド | ANA JCB一般グループ |
|---|---|---|
| 確実にもらえる最大 | 8,000〜9,000マイル(本物) | 最大41,900マイル相当 |
| 必要利用額 | 65万円(税込) | 150万円(税込) |
一般カードでも、総量ならJCB(150万円で41,900相当)が上。でも入口の利用額はVISA(65万円)のほうがぐっと低い。「そんなに使わないけど、まず本物マイルを確実に貯めたい」なら、VISA一般・ワイドの65万円が現実的な一歩です。
利用ノルマはJCBが重い、年会費はグレードで見る
もらえる総量でJCBが勝つのは、その分だけ使う金額のハードルが高いからです。
| グレード | VISAの必要利用額(もれなく最大) | JCBの必要利用額(最大) |
|---|---|---|
| ゴールド | 120万円 | 300万円 |
| 一般・ワイド | 65万円 | 150万円 |
| プラチナ/プレミアム | 200万円(VISAプラチナ プレミアム) | ― |
年会費はグレードで見ます。ゴールドはVISAワイドゴールド・JCBワイドゴールド・ソラチカゴールドとも15,400円で横並び。この階層だけは年会費が同じなので、あとは「使える金額」と「手間の許容度」で選べます。
一方でVISAには、もう一段上のプラチナ プレミアムがあります。200万円利用でもれなく60,000マイル。ただし年会費は96,800円(2025年12月に88,000円から上がりました)。プライオリティ・パスなどの付帯特典まで使い切れる人でないと、年会費に負けます。JCB側に同じ土俵のカードはないので、プラチナ級を狙うならVISA一択です。
手間とマイルの質:VISAは本物・即戦力、JCBは交換にひと手間
数字の大きさだけでは決められません。もらったマイルの「使いやすさ」が違うからです。
VISAは、もらえるのが最初からANAマイル。120万円使えば30,000マイルがそのまま積算されます。交換の手間ゼロ。ここは大きな強みです。
JCBは、特典2の85,000ポイント分がJ-POINT(JCBのポイント)で届きます。これをANAマイルに変える必要があって、通常レートだと1ポイント0.6マイル。ここでソラチカゴールドだけが使える裏ルートがあります。
J-POINT → メトロポイント → ANAマイル:ソラチカ会員のメトロ経由なら1ポイント0.9マイル
わかりにくいので整理します。同じ85,000ポイントが、直接交換だと51,000マイル、ソラチカのメトロ経由だと76,500マイル。差は25,500マイル。何もしないと捨てている分です。
ただし、この交換にはクセがあります。メトロポイント→ANAマイルは1回あたり2万ポイント・申請は月1回まで。85,000ポイントを移すだけで数ヶ月かかります。届いたその日に全部マイルになるわけではありません。
MEMO:東京メトロに乗らない人でも、このメトロ経由ルートはソラチカゴールドを持っているだけで使えます。乗車の有無は関係なし。ポイントをマイルに変える具体的な手順はANAカードのポイントをマイルに移行する方法にまとめています。
もう1つ、見落とせない差があります。マイルの有効期限です。
JCBの特典1(入会2,000)と特典3(最大51,000)を合わせた最大53,000マイルは、積算月から12か月で失効する期間限定マイルです。これはANA公式のキャンペーンページにはっきり書いてあります。「ボーナスマイルの有効期限は積算月より12か月後の末日になります(グループ3:用途・期間限定マイル)」と。通常の3年マイルとは別物で、もらってから1年以内に使う前提になります。※特典2のJ-POINTから移したマイルは通常マイル扱いです。
VISA側は、有効期限を確定できませんでした。三井住友カード主催のキャンペーンで、特典マイルのグループ区分は発行元の公式ページにありますが、そのページに今回どうしても到達できませんでした。ANAカードの標準の入会ボーナスは通常マイル(3年)ですが、JCBのようにキャンペーンの特典マイルをまとめて期間限定(グループ3)にする例が現にあります。だからVISA側も期間限定の可能性は残り、断定できません。
だから使う時期が決まっていないなら、申込前に三井住友カードの公式ページで有効期限(マイルのグループ)を必ず確認してください。有効期限で確実に言えるのは、JCBの53,000マイルが12か月で失効する、という一点。ここは旅行の予定がはっきりしていない人ほど重い注意点になります。
期限はJCBのほうが2か月長い
300万円のような大きなノルマを積むには、期間の長さもきいてきます。
- VISA:利用・エントリー期限は2026年9月30日。申込から数えると動ける期間は短め
- JCB:条件達成期限は2026年11月30日。VISAより2か月長い
300万円を無理なく寄せたいJCBのほうが、期間も長く取ってある。逆にVISAは9月30日までと短いので、もともとの支出をカードに寄せる算段を早めに立てる必要があります。どちらも申込は8月31日まで、カード発行期限(VISA 9/15・JCB 9/30)があるので、動くなら早いほど安心です。
なお、どちらのキャンペーンもANA本体の紹介制度「マイ友プログラム」を併用できます。ゴールドなら+2,000マイル。ただし登録はカード申込の「前」が絶対条件で、順番を間違えると事後申請もできません。詳しくはANAマイ友プログラムの使い方と紹介番号にまとめています。
ANA VISA(三井住友)の強みと弱み
メリット
- もらえるのが最初からANAマイル。「◯◯マイル相当」の目減りも、交換の手間もない
- 利用ノルマが軽い。ゴールドは120万円、一般・ワイドは65万円から確実分が取れる
- 抽選70,000マイルの上乗せが狙える(120万円利用で自動的に対象)
- プラチナ プレミアム(200万円で60,000)という上位の選択肢がある
デメリット・注意点
- 見出しの「130,000」の70,000は抽選50名。確実に取れるのは各カードの「もれなく最大」まで
- 確実分の総量はJCBより小さい(ゴールドで30,000)
- 利用・エントリー期限が9月30日と短め
- プラチナは年会費96,800円と重い。付帯特典を使い切れないと割に合わない
- Vpassでのエントリーを忘れると特典がまとめて消える
ANA JCBの強みと弱み
メリット
- 抽選なしで、300万円使えば136,100マイル相当がほぼ確実
- ソラチカゴールドはJ-POINTをメトロ経由0.9で交換でき、手取りが「相当」より増える(試算〜161,600相当)
- 特典3(最大51,000マイル)は2026年6〜8月入会限定で、今のタイミングが厚い
- SFCゴールドへ切り替える道があり、SFC狙いと相性がいい
- 条件達成期限が11月30日と長く、大きなノルマを積みやすい
デメリット・注意点
- 300万円のノルマが重い(VISAゴールドの2.5倍)
- 数字の半分近くがJ-POINT。メトロ経由の交換は月2万ポイント・数ヶ月かかる
- 特典1(入会2,000)+特典3(最大51,000)=最大53,000マイルは12か月で失効する期間限定マイル。1年以内に使う前提
- 2024年6月1日以降にANA JCBを解約した人は対象外(過去約2年)
- MyJCBアプリでの参加登録を忘れると特典がまとめて消える
タイプ別:あなたはどっちを狙うべきか
- 年300万円をこのカードに寄せられる人:JCBソラチカゴールド。もらえる総量が一番大きい。メトロ交換の手間と、53,000マイル分の12か月期限を許容できるならベスト
- 年120万円くらい/交換の手間をかけたくない人:VISAワイドゴールド。本物マイル30,000を確実に、エントリーだけで。抽選70,000は「当たればラッキー」で
- 年会費を抑えて、まず本物マイルで始めたい人:VISA一般・ワイド。65万円で8,000〜9,000マイル。無理のない入口
- プラチナ級の付帯特典まで使い倒したい人/年200万円を寄せられる人:VISAプラチナ プレミアム。もれなく60,000+抽選。年会費96,800円を使い切れる人向け
- SFC(スーパーフライヤーズ)を継続する・狙う人:JCBワイドゴールドで入会してSFCゴールドへ切り替え。切り替えの「前」に参加登録を済ませるのを忘れずに。VISAはSFC系がキャンペーン対象外
- 今すぐマイルが欲しい人:どちらも付与は2027年1〜2月。急ぐなら別の手段を
どのカードでも共通なのは、マイ友登録を申込「前」に済ませ、参加手続き(VISAはVpassエントリー、JCBはMyJCB参加登録)を忘れないこと。ここが抜けると、どんなに使っても丸ごと損します。
最後に
- 結論は使う金額で決まる。年300万円を寄せられるならJCBソラチカゴールド、手間なく本物マイルならVISAワイドゴールド
- VISAの「130,000」は もれなく最大60,000+抽選50名の70,000。確実分は本物マイルで、ワイドゴールド30,000(一般8,000〜プラチナ60,000)
- JCBの「136,100相当」は300万円でほぼ確実。半分近くはJ-POINTで、ソラチカゴールドはメトロ経由で手取りが増える
- 年会費はゴールドならどちらも15,400円。利用ノルマはVISA 120万円・JCB 300万円
- JCBの53,000マイルは12か月で失効する期間限定(グループ3・ANA公式に明記)。VISA側の特典マイルの有効期限は公式に到達できず未確認
私自身は、今ANAのSFC会員でANA JCBゴールドを持っています。その立場で自分ならどうするか。
家族の生活費や旅行の支払いがもともと多くて、年300万円をこのカードに寄せられる家庭なら、JCBソラチカゴールドを選びます。メトロ経由で手取りを伸ばせて、総量が一番大きいからです。届いたJ-POINTは焦らず月2万ずつ交換していけばいい。期間限定の53,000マイルは、1年以内の家族旅行に充てる前提で計画します。
そこまで使わない、あるいは交換の手間を背負いたくないなら、VISAワイドゴールド。120万円で30,000マイルが本物のまま手に入って、抽選70,000は当たればラッキー。年会費15,400円との釣り合いがいちばん素直です。
新しく無理に使ってノルマを作るのは、どちらを選んでも本末転倒。もう払う予定の支出を、キャンペーン期間にこのカードへ寄せられるか。そこだけで決めるのが、いちばん外さない乗り方です。
我が家はこうやってANAマイルを積み上げて、家族4人の旅行を年に何度か実現しています。それぞれのキャンペーンの詳しい内訳と、ANAマイルの貯め方・使い方は関連記事にまとめています。
出典: 三井住友カード公式「2026年夏のANAカード新規入会&各種条件達成と抽選で最大130,000マイルキャンペーン」(cardinfo3010671)・ANA/JCB公式 ANA JCBカード新規入会キャンペーン(jcb-card26-06)・各カード公式の年会費。JCBの特典マイルが期間限定(グループ3・12か月)である点はANA公式キャンペーンページ(jcb-card26-06)で直読確認、VISAの特典マイルの有効期限は三井住友公式(smbc-card.com)に到達できず未確認。両キャンペーンとも2026年6月28日〜7月1日に公式ページで照合済み
※マイル数・年会費・移行レート等の制度・条件は改定される場合があります。ご利用前に必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください。