JGC入会は今「LSP1,500」が条件|サファイア修行では入れません(2024年改定)
先に結論を言います。今のJGC(JALグローバルクラブ)の入口は「サファイア」ではありません。
2024年のJAL Life Status プログラム導入で、JGC入会の条件が変わりました。今は Life Statusポイント(LSP)1,500以上+JGC JALカードの保有。この2つを満たすと「JGC Three Star」になり、JGCへ入会できます。サファイアを取ってもJGCには入れません。ここが昔と一番違うところです。
「サファイア修行すればJGC会員」。これは2023年までの話です。2024年以降の搭乗でサファイアを達成しても、JGC入会の資格にはなりません。旧FLY ON基準でのJGC入会申込も、2025年3月末で受付終了済み。2026年の今からこのルートは使えません(JAL公式サイトより。2026年6月20日確認)。
私は家計派で、ふだんはカード決済でマイルを貯めるタイプです。それでもJGCの仕組みは追いかけています。出口(ラウンジ・優先搭乗)の価値が大きいし、制度がガラッと変わったから。このページでは、今のJGC入会条件と手続きの流れ、LSPの貯め方、そして別軸で残るFLY ON/サービスステイタスとの違いを、公式情報で整理しました。
本記事の数値はJAL公式サイトで確認しています(確認日: 2026年6月20日)。※本記事は正確を期していますが、最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。
この記事のポイント
- 今のJGC入会条件は「LSP 1,500以上の獲得」+「JGC JALカードの保有」の2つ
- 入会の入口グレードは「JGC Three Star」(1,500 LSP)。上に Four Star/Five Star/Six Star がある
- LSPは生涯積算で有効期限なし。暦年リセットされない(FOPとは別物)
- 2024年以降の搭乗によるサファイア達成では、JGCに入会できない
- 旧FLY ON基準でのJGC入会申込は2025年3月末で受付終了済み
- サファイアなどのサービスステイタスは別制度。ラウンジ等の「当年」の特典用で、毎年の暦年判定
- 本会員が1,500 LSPなら、家族(配偶者・両親・18歳以上の子)はLSPゼロでも家族会員になれる
JGC入会の条件は2024年に変わった
一番大事なところから。今のJGC入会には、次の2つを同時に満たす必要があります(JAL公式サイトより。2026年6月20日確認)。
- JAL Life Status プログラムで 1,500 LSP以上 を獲得する
- JGCグローバルクラブ JALカード を保有する(または新規申し込み)
・JAL Life Status プログラムで、1,500 Life Status ポイント以上を獲得されていること。 ・JALグローバルクラブ JALカードのCLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、JALダイナースカード、プラチナ、プラチナ Proのいずれかを保有されていること。 (JAL公式「JGC ご入会にあたって」より。2026年6月20日確認)
わかりにくいので整理します。昔は「1年でサファイアを達成→JGCカード申込」という単年の修行型でした。今は「LSPを生涯かけて1,500貯める→JGCカード申込」という積み立て型に変わっています。
ポイントは、LSPが生涯積算で有効期限がないこと。FOP(FLY ONポイント)のように毎年12月でリセットされません。だから1年で一気に取らなくてもいい。数年かけてコツコツ1,500に届かせる、という発想ができます。
JGCの入口は「Three Star」
JGCには4段階のグレードがあります。入会の入口が「JGC Three Star」(1,500 LSP)です(JAL公式サイトより。2026年6月20日確認)。
| JGCグレード | 必要LSP(累計) |
|---|---|
| JGC Three Star | 1,500 LSP |
| JGC Four Star | 3,000 LSP |
| JGC Five Star | 6,000 LSP |
| JGC Six Star | 12,000 LSP |
まず狙うのは一番下のThree Star、1,500 LSPです。ここに到達すればJGC会員になれます。上のグレードは、乗り続けた人がさらに優遇を受けるための階梯だと思ってください。
LSP(Life Statusポイント)の貯め方
JGCの主役はLSPです。だからLSPがどう貯まるかを先に押さえます。
LSPの積算レートは3種類あります(JAL公式サイトより。2026年6月20日確認)。
| 積算の種類 | 貯まり方 |
|---|---|
| JAL国内線 | 1搭乗ごとに 5 LSP |
| JAL国際線 | 1,000区間マイルごとに 5 LSP |
| JALカードショッピングマイル | 2,000マイルごとに 5 LSP |
ここが昔と決定的に違います。国内線は距離ではなく「1搭乗5 LSP」の搭乗回数カウント。国際線は区間マイル基準。そしてカード決済のショッピングマイルからもLSPが積める。
私のような家計派にとっては、最後のカード積算が効きます。フライトに乗らない年でも、カードを使えばLSPは少しずつ増える。もちろんレートは控えめ(2,000マイルで5 LSP)。カードだけで1,500を狙うのは、正直きついです。それでも「乗らない年にゼロにならない」のは積み立て型の強みです。
繰り返しになりますが、LSPは生涯積算・有効期限なし・暦年でリセットされない。一度貯めたLSPは消えません。フライトマイルがどう決まるかの土台はマイルはどう貯まる?フライトとクレジットカードの基本で解説しています。
JGC入会の手続きの流れ
LSPが1,500に届いたあと、どう動くか。現行の流れはこうです(JAL公式サイトより。2026年6月20日確認)。
- 1,500 LSP到達: 資格達成。トリガーはサファイアではなくLSPです
- 入会手続き受付開始: 資格達成後、約3週間で受付が始まる
- カード申込/切替: MyJALCARDからJGC JALカードを申し込み(または既存カードから切替)
- 入会完了: 申込後、約2〜3週間でJGC JALカードが発行され、入会完了
起点が「サファイア達成」から「1,500 LSP到達」に変わったのが最大の変更点です。サファイアを取ったかどうかは、JGC入会には関係しません。
保有するJGC JALカードの種類
条件2で必要になるカードは、次のいずれかです(JAL公式サイトより。2026年6月20日確認)。
- JALグローバルクラブ CLUB-Aカード
- JALグローバルクラブ CLUB-Aゴールドカード
- JALグローバルクラブ JALダイナースカード
- JALグローバルクラブ プラチナ
- JALグローバルクラブ プラチナ Pro
既存のJALカードを持っている人は、MyJALCARDからJGCカードへ切り替えます。これから作る人は新規申し込みです。
家族も一緒に入れる(家族会員)
本会員のJGCカードができたら、家族も一緒に申し込めます。ここは家計派にうれしいところ。本会員が1,500 LSPを満たしていれば、生計をともにする「配偶者」「両親」「18歳以上の子」は、本人のLSPがゼロでも家族会員として入会できます(JAL公式サイトより。2026年6月20日確認)。
家族会員も、本会員と同じJGCのサービス(一部対象外)を使えます。つまり、配偶者・両親・18歳以上の子なら、自分で修行しなくてもJGC会員になれる。修行は1人分でいい。ここが家計派に効きます。
ただし、家族会員もJGCカード(家族カード)を持つ形なので、年会費はかかります。入会基準はJALカードの申し込み資格に準じます。
【別軸】FLY ON/サービスステイタスは「当年」の特典制度
ここからは話を切り替えます。サファイアやダイヤモンドといった「サービスステイタス」は、JGCとは別制度です。
JGCが「生涯LSPで入る無期限のクラブ」なのに対し、サービスステイタスは「その年の搭乗実績で決まる単年のステイタス」。ラウンジや優先搭乗など、当年の特典を受けるためのものです。JGCに入る手段ではありません。
このサービスステイタスを決めるのが、存続している「FLY ONプログラム」です。集計期間は毎年1月1日〜12月31日の暦年。この12カ月で積んだFLY ONポイント(FOP)の合計で、翌シーズンのステイタスが決まります(JAL公式サイトより。2026年6月20日確認)。
FOPはマイルとは別の数値で、マイルとして使うことはできません。あくまでステイタス判定のためのカウンターです。
FOPの考え方
FOPは、フライトマイルに路線別の換算率を掛けて積算していきます。考え方はこうです。
獲得FOP ≒ フライトマイル × FOP換算率
フライトマイル = 区間基本マイレージ × マイル積算率
路線別のFOP換算率は次のとおりです(JAL公式サイトより。2026年6月20日確認)。
| 路線分類 | FOP換算率 |
|---|---|
| 日本国内線 | 2倍 |
| JAL便の日本発着アジア・オセアニア線、ウラジオストク線 | 1.5倍 |
| 上記以外の国際線 | 1倍 |
国内線が2倍なのは、短距離でもFOPを積みやすくする設計です。その他の国際線は1倍なので、同じフライトマイルでもFOPの伸びは国内線より小さくなります。区間基本マイレージやマイル積算率の決まり方はマイルはどう貯まる?フライトとクレジットカードの基本が土台になります。
サービスステイタス別の閾値
サービスステイタスは4段階です。各ステイタスは「FOPルート」か「搭乗回数ルート」のどちらかで達成できます。FOPルートは「総FOP」と「うちJALグループ便分」の両方、搭乗回数ルートは「回数(うちJAL便回数)」と「FOP下限」の両方を満たす必要があります(JAL公式サイトより。2026年6月20日確認)。
もう一度言います。この表はJGC入会の条件ではありません。当年のラウンジなどを決める、別制度の基準です。
| サービスステイタス | FOPルート(総FOP/うちJAL便分) | 搭乗回数ルート |
|---|---|---|
| JMBクリスタル | 30,000/15,000 FOP | 30回(うちJAL15回)+10,000 FOP |
| JMBサファイア | 50,000/25,000 FOP | 50回(うちJAL25回)+15,000 FOP |
| JGCプレミア | 80,000/40,000 FOP | 80回(うちJAL40回)+25,000 FOP |
| ダイヤモンド | 100,000/50,000 FOP | 120回(うちJAL60回)+35,000 FOP |
多くの人にとってはFOPルートが基準になります。年50回・80回という搭乗回数は、頻繁に飛ぶ人でないと届きにくいからです。なお、表のJGCプレミアは、すでにJGCに入っている人がさらに上の当年ステイタスを狙うときの枠です(JGC会員のみ対象)。これからJGC入会を目指す段階では、気にしなくて大丈夫です(JAL公式サイトより。2026年6月20日確認)。
注意してほしいのは、この表の「サファイア(50,000 FOP)」を達成しても、それだけでJGCには入会できないこと。サファイアはあくまで当年のサービスステイタスの一つです。JGC入会の主役はLSP 1,500です。ここを混同しないようにしてください。
2023年までと何が変わったか
長くJALを追ってきた人ほど、ここが頭の更新ポイントです。旧制度と現行制度を並べます。
| 項目 | 2023年まで(旧FLY ON基準) | 2024年〜(現行) |
|---|---|---|
| JGC入会の入口 | サファイア達成(年間50,000 FOP等) | LSP 1,500(JGC Three Star) |
| カウントの性質 | 単年(暦年でリセット) | 生涯積算(有効期限なし) |
| トリガー | サファイア達成→案内が届く | 1,500 LSP到達→受付開始 |
| カード決済での貢献 | 直接の入会条件にはならない | ショッピングマイルからLSP積算 |
| 旧基準での申込 | 可能 | 2025年3月末で受付終了済み |
既存のJGC会員は、新制度へ移行済みでサービスが続いています(JAL公式サイトより。2026年6月20日確認)。だから「すでにJGC会員」の人がこの改定で資格を失うわけではありません。影響が大きいのは、これからJGCを目指す人です。
サファイア修行を計画していた人は、ルートそのものが変わったことになります。今は「LSPを1,500貯める」が正しいゴール。フライトの積み方も、単年でFOPを一気に積む発想から、生涯LSPをコツコツ積む発想へ切り替えが要ります。
デメリット・注意点
正直なところ、新制度には人によってきつい面もあります。
- カードだけでは事実上届かない: ショッピングマイル積算は2,000マイルで5 LSP。1,500 LSPまでカード決済だけで積むのは現実的でない。フライトが要る
- 国際線はマイル基準でハードルが上がる場面も: 国内線は1搭乗5 LSPと回数で稼げるが、国際線は1,000区間マイルで5 LSP。短距離国際線は伸びにくい
- 旧ルートはもう使えない: 2025年3月末で旧FLY ON基準の申込は終了。今から「サファイアでJGC」は不可
- サファイアとJGCの混同に注意: ネットの古い記事は旧基準のまま。「サファイア=JGC」と書いてある情報は2023年までのもの
良い情報だけ並べないのが、私の記事のルールです。新制度は「生涯積み立てで消えない」のが利点。一方で「1年集中の修行で一気にゴール」はできなくなりました。どちらを得と感じるかは、自分の乗り方次第だと思います。
最後に
要点をもう一度。
- 今のJGC入会条件: LSP 1,500以上+JGC JALカードの保有(入口はJGC Three Star)
- LSPは生涯積算・有効期限なし。国内線5 LSP/搭乗、国際線5 LSP/1,000区間マイル、カードは5 LSP/2,000マイル
- 入会フロー: 1,500 LSP到達→約3週間で受付開始→カード申込/切替→約2〜3週間で完了
- サファイアなどのサービスステイタスは別制度。当年のラウンジ等の特典用で、JGC入会の条件ではない
- 2024年以降の搭乗によるサファイア達成ではJGCに入れない。旧申込は2025年3月末で終了済み
私だったら、まず自分のLSP残高を確認します。そのうえで、出張や帰省で乗る予定をLSPに換算して、何年で1,500に届くかを逆算する。国内線は搭乗回数で効くので、家族旅行や帰省を絡めて乗る年に集中させると積みやすい。カード決済のLSPは「乗らない年の保険」くらいに考えておく。これが家計派の私の現実的なプランです。
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出典: JAL公式サイト(JAL Life Status プログラム・JGC資格・FLY ON プログラム 各ページ、2026年6月20日確認)
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